一般的に日本では、ケニア産コーヒーはなじみが薄いように思います。
ただヨーロッパにおいては、同じアフリカのタンザニア(キリマンジャロ)よりもはるかに有名で、
高級品として知られています。
生産者は一人当たり約130本のコーヒーの木を所有し、
生産者の手によって完熟したチェリーのみが収穫され、
生産処理したあと、アフリカンベットで気候に合わせて7日から15日ほど天日乾燥されます。
アフリカンベットとは、東アフリカで普及したコーヒー豆の乾燥方法のひとつで、木製の棚に金網を付け、麻袋を敷き、その上に精製処理が終わったコーヒーを広げて乾燥させる方法です。
こうすることによって、狭いスペースでも効率よく乾燥ができ、乾燥が適度に進んでいくといわれています。
カップの評価ですが、ブラックティー、スパイシー、アプリコット、ジャスミンと並びます。
私自身の評価ですが、思ったほど強い酸味ではなく、さわやかな酸味とほのかな苦み。
ストレートコーヒーと言うよりも、ブレンドのような、バランスのとれた味です。