マンデリンというコーヒーはご存知でお好きな方も多いと思います。
では、「マンデリンの定義は?」
と聞かれて、即答される方は少ないと思います。
教科書的な答えは、インドネシアのスマトラ島で採れる、アラビカ種のコーヒーということになります。
そもそもインドネシアでは、20世紀初頭に流行した病害によって、アラビカ種がほぼ全滅してしまい、ロブスタ種のコーヒー生産がメインになってしましました。
そんな中から残った、少数のアラビカ種のコーヒーの栽培を進めたのが「マンデリン族」とされ、そこからマンデリンの名前がとられました。
ジャンボガヨが採れるアチェ地区というのは、イスラム教の戒律が厳しく排他的な面が強く、観光客はもちろん近隣の住民すらなかなか足を踏み入れることのできない秘境でした。
しかし1984年、石油に代わる外貨獲得の手段として、アチェ地方を国際観光地に開発する計画がスタートし、コーヒーも観光の大きな柱として注目されだしました。
そんな中から、スクリーン19(64分の19インチ)以上で欠点5以下の豆を特別に選別してお届けいたします。
カッピングノートによると、チェリー、甘酸っぱい、アーシー、綺麗な酸でクリーンなコーヒーとあります。
個人的な感想は、従来のマンデリンの特徴を残しつつ、よりマイルドで綺麗なマンデリン。
ぜひ、お試しください。